第二新卒で業界、部署、職種を変えることは可能?

「第二新卒の転職で別業界に行ける?」

「職種を変えたいけど可能?」

そんなお悩みに答えます。

全て可能な理由はポテンシャル採用だから

結論から言うと全て可能です。なぜなら第二新卒での採用はポテンシャル採用だからです。「第2新卒」という言い方自体がそもそも便宜上のもので、要はポテンシャル採用とイコールです。

企業側の考え

なぜ企業は第二新卒での採用をしたいのでしょうか。これは様々な理由があり、ネット上にもたくさん情報があるので詳細は省きますが、新卒採用以外でも良い人を取りに行きたいのです。一定の業務経験があったり、すでに他の会社に内定を取れていた人を取れるので企業側の視点から見てもコスパがいいのです。

見られるのは新卒と同じ能力に、+α(企業による)程度

ではどんな能力が見られるのでしょうか。ポテンシャル採用ということからもわかる通り見られる能力はほぼ新卒就活と同じです。例えば2年ぐらい業務経験がある場合はその2年の間で何をしてきたのかということもプラスで見られます。1社目の在籍期間が半年未満であったり短い場合はそこまで深掘りはされません。

積極的にチャレンジすべき理由

第二新卒で異業種に行ったり職種をチェンジすることも十分可能です。このタイミングで積極的にチャレンジした方が長期的に後悔が少なくなります。以下でその理由を説明します。

職種を変えられる人生最後(かもしれない)チャンス

逆に言うとこのタイミングを逃してしまうと人生の中で別職種にチャレンジするチャンスはだんだん少なくなってきます。例えば30歳の時点で転職をしようと思うとどうしても今までの業務との親和性を見られることになります。30歳の時点で営業を7年間やっていた人であればその先のキャリアも営業系になる可能性が高いです。別のキャリアを歩もうとすると年収ダウンは避けられないでしょう。一生を捧げるかもしれない職種はすでに新卒入社の時点あるいは第2新卒での転職時点で決まってきてしまうのです。このことに関する認識が薄い就活生の人も多いので注意が必要です。会社名だけを気にする人が多いですが長期的なキャリアを見た時に職種の方が大事である可能性もかなりあります。

これは理系の人は大学時代を思い返してみるとさらによくわかるかもしれません。大学名も確かに大事でしたが学部名もとても大事だったことに後から気づいた人も多いのではないでしょうか。例えば数学科と工学部では学ぶ内容が全然違いますし医学部や情報系の学部など様々な学部があり進路は学部によって決まっている部分も大きかったはずです。それと同じように組織名つまり大学入試で言う大学にフォーカスが行きがちなのが人間です。就活の時には会社名にフォーカスが行きやすかったと思いますが職種も似たように大事なのです。この職種を変えられる最後かもしれないチャンスが第二新卒での転職活動なのです。

若さがに武器なる(=実績がなくてもいい)

次に若さが武器になるということが挙げられます。30代にもなってくると実績がない人はもはや相手にもされません。なぜなら20代という時間があったにも関わらず実績を出さなかったという時点で無能であるという烙印を押されてしまうことも多いからです。それに対して20代では全員にチャンスがあります。無限の可能性があるからです。もちろん20代の中で30代になった時に成功している人はわずかかと思いますが少なくともその可能性を感じさせるのでチャンスには恵まれることができるのです。30代になったら手に入らないかもしれないあまたのチャンスがあるのでそこに応募しない手はありません。

第二新卒はチャンス

第二新卒で業界を変えたり部署を変えたり職種を変えることは全て可能です。これは人生における最後といってもいい大きなチャンスです。転職をする場合は絶対にものにしましょう。また以下の記事でも解説をしていますが第2新卒はたった1回しか使えないチケットです。入念な準備をしてから臨みましょう。

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