「第二新卒でコンサルに行きたい」
「転職活動のリアルを知りたい」
そんな方のための動画です。
2022年に転職活動をして内定した筆者が転職活動で気をつけるべきポイントや時期別にやったことをお伝えします。第2新卒でのコンサル転職に関する情報の中では新しい方だと思うので参考になれば幸いです。
時期別にやったこと
時期別にどんなことをしたのかお伝えします。
コンサル業界研究
まずはコンサル業界自体の研究です。もともとコンサル業界ではない事業会社からの転職なのでここは必須でした。どんな会社が存在するのかさえ知らなかったので、業界の全体像をこのステップで掴みました。普通にググってれば情報が出てくるのでここで困ることはそこまでないかと思います。
志望企業を決める
次に志望企業を決めるフェーズです。ここでは意外と迷います。コンサル業界は会社ごとの違いが他の業界に比べて掴みにくいからです。他の業界の会社であればプロダクトの情報は社会に出ていることも多いですが、コンサルはあくまで他の会社のサポートをしているので世の中に情報が出てきません。しかも守秘義務があるので詳しく外から知ることはできません。ここでは社員といかに接点を持つかが鍵になってきます。
エージェント登録
情報を得るためにエージェントに登録しました。最悪選考を通ることができなくてもコンサルとの面接で情報を得ることができると考えたのもあります。実際にエージェントに登録した上でコンサルと話して感じたのですがネット上の情報ではある程度のところまでしか情報収集をすることはできません。ちなみに様々なエージェントに登録しましたがやはりコンサル専門のエージェントに登録した方が良いです。対策方法が一般的な事業会社とは違うからです。
職務経歴書作成
続いて職務経歴書の作成をします。このタイミングではコンサル専門エージェントが大きく役立ってくれました。実際にコンサル出身の社員が模擬面接を含めて対策をしてくれたり、面接での回答から逆算した職務経歴書を作ってくれるからです。コンサルに向けた職務経歴書は特殊な点も多いため自分一人では作成しない方がいいです。必ずコンサル経験者の添削を受けましょう。このタイミングで自分がいかにコンサル転職の対策ができていないのか思い知らされました。
面接対策
面接の対策はエージェントが行ってくれました。志望度の低い企業の面接を受けるのもありかと思います。コンサルの面接はロジカルさが求められるので事業会社の面接とはかなり違います。また会社をあくまで道具として活用して自分のキャリアビジョンを描くという姿勢も重視されます。事業会社の面接とは評価される人物像がまるっきり違うのでコンサルを受けるのであればコンサル専門の対策をする必要があります。
ケース面接対策
特徴的なのはケース面接です。市販の本で有名なものがいくつかあるのでそういったものをこなした後はエージェントと模擬ケース面接のようなことをしました。
選考本番
選考の際はそこまで想定外の質問は来ませんでした。コンサルだけで3社ぐらい受けたのですがどこも聞かれる内容には大差ありません。ただ確実に慣れは必要です。
内定
無事内定をいただくことができました。オファーされた年収もかなり高かったです。
第二新卒でコンサルを受ける時に気をつけるべきこと
以下では特に大事なことを語ります。
いきなり受けない
コンサルをいきなり受けてはいけません。必ずアドバイスを誰かにもらってから受けるようにしてください。一般的な転職活動と違いすぎるからです。事業会社でもコンサルでも面接が選考の一部として使われることは同じですが聞かれる質問も評価軸も違います。なのでエージェントを経由せずに会社の公式ホームページから中途採用の応募をするとほぼ落ちると思います。市販の本を買ったり元コンサルの人の指導を受けて必ず対策してから臨みましょう。
他の業界も見る
コンサルだけを見ずに他の業界も見るのが大事です。コンサルはかなり特殊な業界のため他と見比べずにコンサルに入ると後々の人生で後悔する可能性もあります。納得のいく長期的なキャリアを描くためにこのタイミングで他の企業を見ておくことがおすすめです。
なるべくプライベートな場でコンサルに話を聞く
コンサルは表のキラキラしたイメージとは違って実務をしている人の話を聞くとかなり泥臭い仕事であることが分かります。単純に泥臭いと文面で言っても伝わりにくいと思いますし自分も実際そうでした。コンサルをやっている人に具体的に話を聞くことでこの辺の泥臭さを具体的に理解することができました。納得した上で入社した方が会社にとってもあなたにとっても幸せだと思うのでなるべくプライベートな場でコンサルに話を聞く機会を取りましょう。残業時間や組織体制など含めてぶっちゃけた話を入社前に聞くのが大事です。
なぜコンサルに就職しなかったのか
私はコンサルに内定はもらいましたが就職はしませんでした。理由としてはもっと志望度の高い別業界の企業に内定をいただくことができたからです。こちらの転職活動の話も別の記事で今後書かせていただこうかと思います。あくまで自分個人の価値観から行くとコンサルには就職しない方を選んだのですが客観的に見てコンサルは条件も良く転職先として憧れる人の多い業界です。これからのキャリア次第では私もコンサルへの転職をすることを考えています。
最後に
コンサルへの転職活動はかなり特殊なものです。十分な対策をした上で臨んでください。