第二新卒転職でキャリアに傷がつくのか

「第二新卒で転職するとキャリアに傷がつきそう」

「長期的にどんなキャリアを描けば良いの?」

そんなお悩みに回答します。

第二新卒転職で「キャリアに傷がつく」ことは具体的にどんなデメリットを生むか

漠然とキャリアに傷がつくという言葉がよく言われますが具体的にどんな場合においてどんなデメリットが生じるのかを整理します。

第二新卒転職経験者への採用側からの懸念

第二新卒で新卒入社した会社をすぐに辞めた場合、その次の会社に入社する時や、そのまた次の会社に転職する時に、「ここもすぐやめるのではないか」と思われてしまうのが最大の懸念点です。逆に言うとこのポイントさえ乗り越えれば大きなマイナスはつきません。漠然とキャリアに傷がつくことを恐れるのではなく自分の思い描くキャリアから逆算して今転職するのが最適なのかどうかを考えるのが良いです。

そのさきのキャリアによる

第二新卒での転職が長期的なキャリアにとってマイナスになるかどうかはその先のキャリアによります。以下で場合分けして説明します。

その後の会社に長く勤めた場合はデメリットほぼなし

新卒入社した1社目をすぐにやめたとしても2社目に長く勤め続けられれば正直その後のキャリアにおいてはほとんど第二新卒ですぐに転職したという事実がマイナスに働くということはありません。なぜなら2社目にはちゃんと長期間勤められているので三社目に転職したいと思った時に、「この人はすぐにやめるのではないか」とは思われない程度の実績が作れているからです。

その後の会社もすぐ辞めた場合はデメリット大きい

一番懸念すべきはこのパターンです。第二新卒で一度転職をするくらいは多くの人にありえる選択ですが、短期離職を2回繰り返すと話は変わってきます。1回であれば会社側に原因があるとか何かしらの言い訳はありますが、2回ということはその人自身に問題があるのではないかと思われてしまうのが普通です。2度あることは3度あるということわざもありますが長期的なキャリアにおいてもこのように人事側から思われてしまう可能性があるのです。

つまり第二新卒転職は「絶対に失敗できない敗者復活戦」

第二新卒で転職した場合うまくいけば理想の職場に巡り合うことができますが2社目も自分に合わない会社であった場合は間違いなくキャリアに傷がつくということになってしまいます。無論その後でも正社員として就職することは可能ですが難易度は跳ね上がってしまいます。なので大事なのは第二新卒での転職は一発でちゃんと決めるということです。新卒就活では内定できなかったような超難関企業にも倍率低く受け入れられることのできるチャンスでもあります。憧れの企業をいくらでも受けられるのでプラスの側面もたくさんありますがマイナスのリスクについてもちゃんと留意しておきましょう。

結論:2社目が続くかどうか次第

結論としては2社目でうまくいくかどうか次第です。新卒で就職してから短期離職で2社目に行った後でどれだけやり直せるかが全てを決めます。1社目をやめることで傷がつくのではなく2社目もすぐやめることで傷がつくのです。つまりサッカーで言うイエローカードのようなものです。レッドカードではありませんから一発で退場はくらいません。しかし2回以上早期退職を繰り返した場合に傷がついてしまうということに留意しましょう。

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